再びいかりについて | |
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再びいかりについて しばらくして、ふと気がつくとすごい洗剤と水の使用量。食器洗いが大好きで、水を出しっぱなしで一日一本の洗剤を使う。水が大好き、アワガ大好きなのだ。「あれっ?」と思ったが、「これが精神的な安定につながるのなら、、、」と注意もほどほどにしていた。 次に、人の言うことを無視して段々好きなことしかしなくなったのに気がついた。非常に頑固で自分の思った通りにする。まぁ、誰でも自分なりのやり方や考えがあるし、また誰でも人に注意されるのは嫌なことなので大目にみていると段々ひどくなってきた。この頃になってやっと、「あぁこれだな、Mちゃんが就職出来ないのは」と気がついた。(今にして思えば2、3ヶ月との期限付きだったので、わたしもなるべくいい思い出だけをと考えたのがいけなかったと反省している) そんなある日、店には三人しかいなくて、たまたまお客さんが立て込んできた。お茶碗の数が足りない。お湯飲みが足りない。「先に洗って」「早く洗って」とMちゃんに言うが、いっこうにわたしの言うことを聞かないでマイペースを崩そうとはしない。お客さんは一組、二組と帰っていかれた。ついわたしも本当に腹が立ってきて、「わたしの言うことが聞けないんだったらもう店に来なくていい。帰ってほしい」と洗い場の取り合いになった。十分、二十分、ますます頑固に水とアワの中で自分のペースを崩さない。こうなると勝ち負け。絶対にわたしも負けていられない。洗い場の取り合いになった。わたしも頑張って自分でMちゃんを押しのけて、今必要なものをどんどん洗っていった。ついにmちゃんは二階へ。「あぁ、ついに怒って帰ったかな」と心配になったがしばらくして降りてきたので「ホッ」とした。 その間、大きな声こそ出さなかったが「働くということは、雇い主すなわち、わたしの指示に従ってくれないと」とか、「お金を貰うということは、嫌なことしんどいこともすることだ。」とか、理屈を並べたてた。今ここで怒らないと、本当に腹がたったときに怒らないといけないと思い、今いるお客さんのことは二の次、三の次でマジでMちゃんと対決した。久しぶりにクタクタになった。本当にエネルギーを使った。わたしの言った理屈がMちゃんに通ったとは思わないが、真剣にMちゃんと向き合ったことで、わたし自身Mちゃんと通じるものが出来たと思う。きっとMちゃんもそう思っていてくれると、勝手に思っている。 本当に心を開くことの少なかったMちゃん。9月でお店を辞めていったけど、もう少し付き合いたかったと残念に思っています。また、お店に遊びに来てね。 |