お葬式の写真


この間、実家でおもしろい写真を見つけた。13歳の父が喪主で、父のおじいさんのお葬式のときの写真だ。父はいま86歳だから、大正13年頃のことだ。父は紋付の白の上下を来て中央に立っている。端の方には父のお母さんが裾模様の着物を着ている。よくみると父のおば達も皆裾模様だ。白黒写真なのでよくわからないが、中には白っぽい着物を着た人もいる。「どこで式をしたの」と、父に聞くと、天満別院との返事。かなり大きそうなお葬式の写真だった。
 土地土地によりしきたりはいろいろだが、父が生まれ育ったのは大阪のど真ん中。当時そのような風習でもあったのか、それとも父の家だけだったのか、着ていた本人の希望だったのか、死んだ本人の希望だったのか、又々そんなことには全くこだわらない自由な家柄だったのか時代だったのか、それにしても謎の写真です。誰かこの謎を解いてください。

泣く泣くも
     ぴったり合いし
            かたみ分け(by甚弥)